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夏の水分補給、高齢者が注意したいポイントとタイミング

2026-09-17

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夏の水分補給、高齢者が注意したいポイントとタイミング

高齢者の1日の水分摂取量の目安と摂るタイミング

高齢者の1日の水分摂取量の目安と摂るタイミング
高齢者の1日の水分摂取量の目安と摂るタイミング

暑さが本格化するこの時期は、高齢者の水分補給にいつも以上に気を配りたいものです。食事以外で摂りたい水分の目安は1日あたり約1.2リットルとされ、飲み水に換算するとコップ約7杯分(1,000〜1,500ml)にあたります。食事に含まれる水分も合わせると、1日の水分摂取量の総量はおよそ2,500mlが目安になります。

ポイントは、一度に大量に飲むのではなく、起床時・食事の前後・就寝前など生活の節目ごとに分けてこまめに摂ることです。少しずつ摂るほうが体になじみやすく、無理なく続けられます。2026年の夏は平年より気温が高くなる見込みとされており、いつも以上に意識した水分補給を心がけたい季節です。

お電話 06-6732-4515(平日9:00〜17:00)でもご相談いただけます。
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高齢者がのどの渇きを感じにくいのはなぜか

高齢者がのどの渇きを感じにくいのはなぜか
高齢者がのどの渇きを感じにくいのはなぜか

年齢を重ねると、腎臓が尿を濃縮する力が少しずつ弱まり、体内に水分を保持しにくくなっていきます。そのためのどの渇きを自覚しにくくなり、「渇いたと感じてから飲む」のでは補給が遅れてしまうことがあります。

周囲が気づける初期のサインとしては、ふらつきや口の中の乾き、なんとなく元気がない様子などが挙げられます。ご本人が「大丈夫」と言っていても、こうした小さな変化を見逃さず、やさしく声をかけて水分を勧めることが大切です。

送迎バスの車内でたびのすけがおこなっている暑さ・水分対策

送迎バスの車内でたびのすけがおこなっている暑さ・水分対策
送迎バスの車内でたびのすけがおこなっている暑さ・水分対策

送迎の際、お迎えの待機時間が長くなる場面では車内の温度が上がりやすく、そうした事例も報告されています。そのため、乗車前には空調を早めに稼働させ、車内にこもった熱をあらかじめ逃がしてからご案内するようにしています。

また、エアコンを効かせていても冷気は前方から後方へ届きにくく、後部座席は温度が高めになりがちです。そこで乗車後は後部座席の温度も職員が手で触れて確認し、必要に応じて座席の配置を調整するなど、車内のどこに座っても快適に過ごしていただけるよう気を配っています。

また、乗車時・降車時をひとつの節目として、職員が「お茶を飲みましたか」と声をかけることをルール化し、送迎の乗り降りが自然な水分補給のタイミングになるよう工夫しています。

水分制限がある方への配慮と職員の声かけの工夫

水分制限がある方への配慮と職員の声かけの工夫
水分制限がある方への配慮と職員の声かけの工夫

心不全や腎臓病などで水分を控える必要がある方については、主治医の指示範囲を前提に、お一人おひとりに合わせた対応をしています。水分は摂りすぎれば心不全や水中毒、摂らなすぎれば脱水や熱中症につながるおそれがあるため、両方のリスクを踏まえて見守ることが欠かせません。

現場では、お使いいただくコップ1杯分の容量をあらかじめ把握し、「今日は何杯飲んだか」を記録することで、声かけの目安にしています。

ご家族と共有したい、家庭でできる水分補給の工夫

ご自宅でも、水分を嫌がる方には一度に多くを勧めるのではなく、少量を回数多く・好みの飲み物を選んでいただくと続けやすくなります。汗を多くかいた日は、経口補水液やスポーツドリンクを選ぶのもひとつの目安です。

お住まいの地域の熱中症に関する注意情報も、日々の習慣としてこまめに確認していただくとともに、連絡帳などで日々の水分摂取の様子をご家族と共有しながら、無理なく夏を過ごしていただければと思います。ご本人の「大丈夫」という言葉だけに頼らず、ご家族と施設の両方で小さな変化に気づける目を増やしていくことが、暑い季節を安全に乗り切る一番の備えになります。

たびのすけ
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