自宅でできる高齢者の転倒予防体操|たびのすけで続ける習慣化のコツと工夫
2026-09-18
お知らせ
自宅で今すぐ始められる転倒予防体操|たびのすけの機能訓練指導員が教える2つの基本

自宅で転倒への備えとなる体操は、特別な道具がなくても今日から始められます。1つ目は、椅子や壁に軽く手を添えて行う片足立ちです。バランス感覚を養うのに役立ち、ふらつきを感じたらすぐに手を戻せる姿勢で行うのが安心です。2つ目は、椅子から浅く腰かけ、ゆっくり立ち座りを繰り返す運動です。太ももやお尻の筋肉を使うことで、歩幅がしっかりして足元が安定しやすくなります。
目安は1回5〜10分、1日1〜2回、週2〜3日程度。体調に合わせて無理のない範囲で続けることが何より大切です。この2つの体操は、自立支援デイサービスたびのすけで機能訓練指導員が通所の際に実際に取り入れているメニューをもとにしており、ご自宅でも同じ動きを続けていただけるよう組み立てています。
お電話 06-6732-4515(平日9:00〜17:00)でもご相談いただけます。
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なぜ転倒するのか―自宅に多い転倒のきっかけ

消費者庁の報告では、高齢者の転倒事故のおよそ48%が自宅で起きているとされています。「外よりも家の中の方が安全」と思われがちですが、実は油断しやすい生活空間こそ注意が必要な場所です。自宅内の転倒場所としては、リビングや茶の間が20.5%と最も多く、次いで玄関やホールが17.4%、階段が13.8%と続きます。段差や滑りやすい床、物が置かれた通路など、毎日通る場所ほど転びやすい傾向があります。
厚生労働省の調査によれば、要介護になった原因の第3位は「骨折・転倒」で13.0%を占めています。1位の認知症、2位の脳血管疾患に次ぐ割合であり、日常生活の中の小さな転倒が、その後の生活に大きく影響することがうかがえます。
『自宅でできる』のに続かない理由と、デイサービスで実践している声かけの工夫

体操のやり方が分かっていても、一人で続けるのは意外と難しいものです。「今日はいいか」と後回しにしてしまい、張り合いが続かないという声もよく聞かれます。たびのすけでは、機能訓練指導員が一人ひとりの体力や目標に合わせて体操メニューを組み、通所のたびに声をかけながら一緒に取り組んでいます。
ご家族の関わり方も継続の後押しになります。「運動してくださいね」と漠然と伝えるより、「今日は片足立ちを3回やってみましょう」のように具体的なポイントを添え、お名前を呼びながら声をかけると効果的だといわれています。通所で覚えた体操は、ご自宅でも続けやすい形にアレンジしてお持ち帰りいただけます。
季節で変わる転倒リスク―夏の脱水・冬の急な温度差にも注意

転倒のリスクは季節によっても変わります。夏場は自分でも気づきにくい「かくれ脱水」が起こりやすく、体内の水分がわずかに不足するだけでも筋力やバランス感覚が低下しやすくなります。高齢になると筋肉量や体内の水分量が減り、喉の渇きも感じにくくなるため、こまめな水分補給を意識したいところです。
冬場は、暖房の効いた部屋と廊下・トイレなど暖房のない場所との温度差によって血圧が変動し、めまいなどをきっかけに転倒につながることがあります。季節の変わり目は、室内の温度差を減らす工夫とあわせて、体調の変化にも目を向けるよい機会です。
たびのすけの通所で体操を続けられる仕組み
自立支援デイサービスたびのすけでは、機能訓練指導員が一人ひとりの状態に合わせて体操メニューを作成し、午前または午後の通所プログラムの中で継続をサポートしています。マシントレーニングや免荷装置を使った歩行訓練など、ご自宅では取り組みにくい運動も、無理のないペースで行っていただけます。
通所のたびに声をかけながら体調を確認し、続けやすいようメニューを見直していくのも特徴です。ご自宅でもできる形にアレンジしてお持ち帰りいただけるので、通所の日以外も無理なく体を動かす習慣につながります。「いくつになっても旅行に行ける身体づくり」を目指し、まずは施設見学や体験から、体操を始めてみませんか。